モルディブについて
モルディブの基本情報
モルディブとその島々
モルディブは1190もの島々が連なってできており、スリランカ南西部まで赤道をまたがって位置しています。その1190の島々のうち200には人が住んでおり、26の環礁を持つ群島となっています。モルディブを作っている26の環礁それぞれが自然の海峡や礁湖、サンゴに囲まれています。
位置
モルディブ共和国(モルディブきょうわこく)、通称モルディブ(モルジブとも表記)は、インド洋にる島国。インドとスリランカの南西に位置する。イギリス連邦加盟国。
気候
高温多湿の熱帯性気候で、平均気温は一年中さほど変わらず、いつでも海に入る事が出来ます。季節は5~10月の雨季、11~4月の乾季に分かれています。
旅のベストシーズンは、やはり晴天の日が多い乾季でこの時期は海の透明度も高く、ダイビングにも良いです。ただし雨季といってもスコールが中心で、雨が降り続くことは少なく、旅行は一年中可能です。旅の服装は夏服が基本で、朝晩に薄手の長袖があると良いです。帽子、サングラス、日焼け止めは必携です。
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時差
現在の日本とモルディブの時差は、4時間です。日本の方が、4時間進んでいます。
歴史
モルディブの古代史は事実と伝説が入り混じっている。引いてはよせる潮のような時の流れの中で形作られてきた。モルディブは世界の様々な文明諸国から影響を受けている。フェニキア人やエジプト人、メソポタミア人が古代に島を通過し、そのしるしを残している。
世界各地で貨幣として使用されていた有名なモルディブ産のタカラガイが、インダス川の古代の港の遺跡で発見された。その貨幣には紀元前1400年と日付が入っていた。有名な考古学者トール・ヘイエルダールはこう記しています。
紀元前2500年ごろ“レディン”という太陽を愛する船乗りたちが初めてモルディブに定住を始める。
モルディブは1558年にポルトガルに侵略され、1573年まで支配された。その後、17世紀、18世紀の間、南西インドから来たマラバーに侵略され、1752年まで支配された。マラバーの統治は短い期間だったが、襲撃は続いた。君主ははじめフランスに保護を求めた。その後、1887年にイギリスと保護協定を結んだ。
モルディブマップ
モルディブの島々の紹介
北マーレ環礁
モルディブにあるリゾートは全部でおよそ120あり、その多くは南・北マーレ環礁に集中うしています。もともと早くからリゾート開発が進められていたが、なかでも環礁の南半分エリアはマーレ国際空港からのアクセスの良さも手伝って次々とリゾートが建設されていきました。ダイバーにとっても、リゾート開発とともに数多くのダイビングスポットが発見されているこのエリアは魅力的です。
北マーレ環礁のほとんどへ、空港から10分~1時間でアクセスする事が出来る。
日本からの航空便は夜到着がほとんどだが、その日のうちにリゾートに入る事ができるのは船の移動だからこそ。少しでもリゾートでの滞在時間を長くしたいという旅行者にとって重要なポイントといえます。
南マーレ環礁
北マーレ環礁に続いて、モルディブで開発が進んだのは南マーレ環礁です。
現在もリゾート開発が続いており、日本人にもなじみ深いリゾートブランドが多いのもお勧めできる理由です。
また、ダイビングを楽しむ人にとっては南マーレ環礁は絶好のロケーションです。
小さな環礁だけに、北部のリゾートでは北マーレ環礁のスポットに行く事もでき南部のリゾートではヴァーヴ環礁まで潜りに行く事もあるので、ちょっと得した気分になれます。
南・北マーレ環礁の境はヴァドゥ・チャネルと呼ばれる水路になっており、時期によってはかなり海が荒れます。空港からの船は必ずこのヴァドゥ・チャネルを超えなければならないが、環礁北部のリゾートならスピードボートで10~20分程度で行く事ができます。南部は少々遠くなるが、それでも1時間ほどで着きます。
アリ&ラスドゥ環礁
以前は空港からのアクセスの悪さで、観光客にはあまり縁のないスポットでしたが、近年アクセス手段の改善によって人気が高まってきました。
2011年10月にはアリ環礁南端のマーミギリ島に空港がオープンし、移動手段の選択肢が増えました。今や南・北マーレ環礁とほとんど同じような感覚でリゾートを選ぶ事が可能です。
マーレに夜に到着する場合は、その日のうちに水上飛行機で移動する事は出来ないが、夜間でも国内線飛行機やスピードボートの手配をしてくれるリゾートもあります。
その他の環礁
北マーレ、南マーレ、アリ、ラスドゥ以外の環礁にも、続々とリゾートがオープンしています。
リゾートのオープンに伴い、モルディブ最北端のハーアリフ環礁や最南端のシーヌー環礁に加え、ラーム環礁やター環礁、ガーフ・アリフ環礁やガーフ・ダール環礁にも次々と空港がオープン。さらには、マーレから比較的近く、水上飛行機での移動が主だったバー環礁にも空港が出来、移動手段の選択肢が広がりました。便数の関係から今でも水上飛行機での移動が主流だが、夜マーレに着いてその日のうちにリゾートへ移動する事も可能になりました。手つかずの海や穴場リゾートを求めて、これらの環礁を訪れる人たちが急増中です。